「よ、ヒバリ」
 「また君か、入っていいって誰が言った」
 「まーまー、いーじゃねーか」
 「よくない、」
  「ヒバリ、オコッタ?」
  
  「それがうざったいからね」
  「お、ヒバード、元気なのな」
  「ゲンキ!」
  
  「でさ、ヒバリ、今日雨だから部活が筋トレだったのな、」
  
  「ふうん、」
  
  「最近雨が多くてなかなか野球できなくてつまんねーんだ」
  
  「僕も、雨だとなかなか咬み殺しがいのある群れが外に居ないからつまらないよ」
  
  「アメ、トベナイ!」
  
  「ははっ、お前も雨だと駄目なのなー」
  
  「ナノナー」
  
  「ちょっと!この子に変な言葉教えないでくれる!?」
  
  「いってー!別に殴らなくても・・・」
  
  「うるさい」
  
  「もー、ヒバリが相手してくんねーからつまんないのな」
  
  「じゃあ、帰れば?」
  
  「ヒバード、しりとりでもしよーぜ」
  
  「シリトリ?」
  
  「って、できるわけねーか」
  
  「デ、デキル!」
  
  「できないでしょ」
  
  「ヒバリ、できないって決め付けるのはよくないのな」
  
  「ノナー」
  
  「うるさいよ、ほら、終わったから帰るよ。ヒバードもおいで」
  
  「おう!」
  
  「カエル!」