注・死ネタ、です。

















 『恭弥、』

 『リボーンが・・・!』




 そうでなければ耐えられなかった





 なにそれ。
 ・・・なにいってるの
 くだらないこといわないでよ。
 ふざけたことばっかりいうんだから、あなたは。
 そんなこと、
 あるはずないでしょ。
 いっていい冗談とわるい冗談があるよ。
 ありえない。
 ありえないよ。
 彼が、
 赤ん坊が、

 死んだ
 なん て。

 そんなこと
 あるはずがないんだから。
 赤ん坊はころしたって
 きっと
 死んだりなんかしないんだから。
 赤ん坊をころせる存在なんて
 この世にいるはずがないんだから!

 くだらない。
 くだらない、くだらない。

 ねぇ、もう。
 つきあってられない。
 あなたはいっつも
 ふざけたことばっかり、ぼくに告げるんだから。

 赤ん坊が死んだなんて
 最高にくだらない。

 (そう思っていないと、そう、思っていないと)

 なんて、くだらないんだ。

 (そうしなきゃ、壊れそうな気さえした)

 あっはは。

 (ねぇ、)
 (ねぇ、赤ん坊、)
 (何で僕のところに来てくれないの)

 (早く来て)
 (ぜんぶぜんぶ)
 (嘘だったと言ってよ!)

 (じゃないと)

 ほんとうに
 くだらないね

 (壊れちゃうよ・・・・・・)

 くだらない

 (ねぇってば!)

 くだら ない よ





お題は群青三メートル手前さんよりお借りしました。